-------------------------------------------------------------------- ○東方錦上京 〜 Fossilized Wonders. 体験版  キャラ設定とか *テキストファイルをそのままweb上で公開、配布したりしないように  お願いします。                  上海アリス幻樂団長 ZUN                         2025/05/05 -------------------------------------------------------------------- ===================================================================== ■1.キャラ設定 ===================================================================== --------------------------------------------------------------------- ◇プレイヤーキャラサイド ---------------------------------------------------------------------  ○異変の巫女   博麗 霊夢(はくれい れいむ)   Hakurei Reimu   種族:人間   能力:主に空を飛ぶ程度の能力   毎度お馴染みの巫女さん。博麗神社の巫女さん。   幻想郷に変化のない日常が繰り返されていた。   まるで時間が停止しているようだ。   それが度を超していると気付いたときには、既に手遅れだった。   殆どの妖怪達が力を奪われていたのだ。   だが、聖域だけが見たことのない変化を見せていた。  ○普通の魔法使い   霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)   Kirisame Marisa   種族:人間   能力:魔法を使う程度の能力   幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。   変化を続ける石を手に入れた。   時間が停止した幻想郷の中では特殊な存在だった。   この石が、異変と同じ魔力を持っている事に気づき、異変石と名付けた。   この異変石が世界をおかしくしているのか、それとも世界を元に戻す鍵なのか。   どのみち彼女の好奇心を止めることは難しいようだった。 --------------------------------------------------------------------- ◇敵キャラサイド ---------------------------------------------------------------------  ○1面ボス    聖域に棲む山姥の長   塵塚 ウバメ  (ちりづか うばめ)   Chirizuka Ubame   種族:山姥   能力:聖域を壊す程度の能力   彼女は山姥の王である。   山姥は社会を作ることを好まないが、強いヒエラルキーが存在する。   殆どの場合は先に棲んでいた者ほど偉い。   彼女は王と言っても、山姥が干渉される事を拒絶する存在だと   判っているので、そっと見守ることしかしません。   但し、生活が変化するような何かを聖域に持ち込まれると、それを   全力で排除します。山姥が来訪者を殺すのはそういう理由があるのです。   彼女は聖域の権力者で、聖域を守ってくれるので、山姥に限らず   他の妖怪や動物にも慕われているようです。  ○2面ボス    正体不明の順わぬ妖獣   封獣 チミ  (ほうじゅう ちみ)   Houju Chimi   種族:魑魅   能力:山河の気を操る程度の能力   正体不明の妖怪である。一般的には耳の長い妖獣だと思われている。   今の妖怪という概念が生まれる前の古い物の怪で、聖域にずっと棲んでいた。   山や森で不可解な現象にあった場合、近くに彼女がいる可能性がある。   悪戯をしようとしている訳では無く、隠れようとしている時に不可解な   現象が起こるのである。   そういう意味では妖怪と言うより、精霊や神に近い存在である。   山や森、河など自然の多い場所にしか棲むことが出来ず、開発が進むと   消えていく運命にある。   今回、姿を現したのが聖域の異常結界内だったのは偶然では無く。   人や他の妖怪が少ない場所じゃないと姿を現さないからである。  ○3面ボス   逼塞した聖地の道祖神   道神 馴子  (みちがみ なれこ)   Michigami Nareko   種族:道祖神   能力:道を通さない程度の能力   地底の祭壇に置かれたまま忘れられた道祖神。   但し、彼女はピラミッドの番人ではありません。   昔の人が何を考えたのか判っていないが、ピラミッドから何かが   出てこないように置かれた道祖神である。   しかし、外からも中からも何もやってこないので死ぬほど退屈していた。   あのスフィンクスの様に、難しい謎を出して来訪者を追い返す事だけを   夢見ていたのである。   今回、ついに人間がやってきて少々興奮気味で、本来の目的を忘れて戦ってしまう。   そういえば人間を守るのが道祖神の役目だった。   たが、彼女の目には異変石を纏った巫女達が人間には見えなかったのである。   それに、ずっと見てきたピラミッドには変化は見られなかった。   ピラミッド内部に敵がいるという巫女の推測は当たっているのだろうか。   もし当たっているのだとしたら、やはり今後もピラミッドからは何者も出してはいけない。   それが彼女の役目だからだ。